新たに「期末在庫評価金額設定」機能を実装
~棚卸完了後、SKUごとに評価単価を登録し、集計表出力時に“現状単価”と“設定単価”をワンクリックで切替~

発注・在庫管理支援システムL-DXは、決算期の在庫評価業務を効率化する「期末在庫評価金額設定」機能をリリースしました。

本機能では、棚卸完了後に任意のSKUへ期末評価単価を登録し、棚卸集計表を出力する際に
①現行の在庫評価単価を適用するか ②設定した期末評価単価を適用するか をボタンひとつで選択可能。
これにより、評価方法ごとの金額差異を即時に確認でき、経理担当者の再計算・転記作業を大幅に削減します。

主なポイント
・SKU単位で期末評価単価を登録
これまでは棚卸後に別シートで単価を上書きするケースが多く、入力ミスや二重管理が発生していました。新機能によりL-DX内で直接SKUごとの期末単価を一括登録できるため、転記作業を削減し、評価額の計算精度が向上します。

・棚卸集計表の出力時に“現行単価”/“期末単価”をワンクリック切替
従来は都度ファイルを複製し、数式を差し替える必要がありました。今回のアップデートにより、出力オプションを選択するだけで評価方法を切替えられるため、経理担当者の作業工数を大幅に短縮し、締め処理のスピードが向上します。

・決算前後の在庫評価額比較がスムーズに
現行単価と期末単価を同一画面・同一フォーマットで比較できるようになり、評価差額の確認や監査資料の作成が迅速化。差額分析・修正仕訳の判断が即時に行えるため、決算早期化と内部統制の強化に寄与します。

L-DXは今後も、経理・物流現場のDX推進を支援する機能拡充を継続してまいります。