L-DX株式会社 CEO 平山真也インタビュー

L-DX株式会社 代表取締役社長/CEO 平山真也



■業界背景・業界の現状やトレンド
IT人材は、2030年までに79万人ほど不足すると予想されており、需給ギャップは40%強ほどになるといわれております。そのため、2017年から2021年の間にシステム開発者の人件費は33%程度上がっております。
一方、DXの需要は年々非常に高くなり、需要と供給のバランスが想像以上にミスマッチしてくると考えております。
 
■競合他社や市場動向
大手IT企業からみると、アパレルやライフスタイル産業は要件が非常に細かい割には、ITにかける費用が少ないと感じているのではと思っております。そのため、大手IT企業の中にはアパレルやライフスタイル産業から撤退している会社が増えてきているのが現状です。
さらにIT導入コストは急激に上がっており、これからも上がり続けるとおもっております。
これからのトレンドは、これまでのような自社の業務に合わせてカスタマイズして、ゆくのではなく、SaaS型に移行していかざるを得ないのではと思っております。
 
■なぜL-DXをつくったのか
先ほども触れましたが、今後多くのアパレル・ライフスタイル産業にマッチした使いやすくて安価なシステムを作り、L-DXを広めてゆくことで、この業界の発展につながると思ったからです。
L-DXを使用することで、業界水準を上げ、業界を元気にし、そして少しでも多くの企業が世界に出てゆく力になれればという思いでL-DXを作りました。
 
■提供している製品/サービスの特徴
クラウドのサブスク型、明朗会計SaaS型システムです。
機能のアップデートや新機能などは、当社で対応することで、企業側は費用負担なくご利用いただける製品です。
また、企画・生産/MD/通関・物流/在庫管理/買掛・売掛管理/様々な高度な分析機能/顧客管理、それからPOS(L-POS)システムまで完備されている、まさにアパレル・ライフスタイル産業に必要なシステム機能を網羅しているシステムです。
さらに、自社にはない機能は、他社サービスとのAPI連携で対応しております。
 
■顧客ターゲットやニーズ
数億円から数百億のSPA・卸売・EC企業様を想定しております。



■市場の評価

業務のカバー範囲が広いことと価格がリーズナブルであることが非常に評価されていると思っております。
導入事例は20社弱を超えておりますが、他のシステム会社様と比較するとまだまだ少ないため、信用面では劣る部分はあると思いますが、THE STANDARD GROUP各社で実際に使用し、日々改良も行っているため、自信を持って安心してご利用いただけると思っております。
 
■他社製品/サービスとの比較
まず、川上から川下までオールインワンであることです。
リアルタイムであるが故、L-DXを使えば使うほど、その利便性を体感いただけると思っております。
 
■改善や開発の取り組み
お客様から大変貴重なご意見をいただいており、それらご要望を踏まえて、よりよい製品にするために、機能拡充・追加開発を行っています。また、UI(ユーザーインターフェース)の改善やデータの最適化によるパフォーマンスの改善に日々取り組んでおります。
 
■短期間(3か月)でL-DXを導入できたポイント
過去データに関して、すべてのデータを取り込むのではなく、外のBIツールを併用していること。また、業務プロセスを既存業務に合わせるのではなく、L-DXに合わせたことです。


■最後に

乱暴ないいかたかもしれませんが、細かなことはあまり気にせず、システムを稼働させることを優先し、業務をL-DXに任せて、人が行うべき仕事に時間を使わせたほうが、圧倒的に楽(コスパが高い)ということが立証されました。
便利で・安く・データ処理の早い、L-DXを是非導入検討してください。